“研究開発型”漬物メーカー“高品質”へのこだわり“飛行機”に乗って営業へ


研究開発部が生み出す 数々のヒット商品

 25年以上前、現社長が就任してまもない頃に研究開発部は生まれました。それまでの主力商品だった「たくあん」の業績が落ち込み、まだ誰も取り組んでいなかった「浅漬」の商品化を行うためです。最初に開発着手したのは、庄内特産の「あつみかぶ」を用いた浅漬でした。この商品は開発着手から3年後「雪ん娘」のネーミングで大ヒット商品となりました。
 この後もマルハチでは数年毎に大ヒット商品が生まれています。「りんご茄子」「まるっこ」等々。そして、最近の一番のヒット商品が「山形のだし」です。入社3年目の研究員が開発したこの商品は、豆腐など、ごはん以外の食材ともマッチする漬物として業界でも一躍話題となりました。

■少数精鋭の研究員。 時には茄子に追いかけられる夢を見ることも...。

 マルハチの研究員は、総勢7名。彼らの研究開発方針は、「他社が作れないもの造り」です。ですから、彼らは常に「できるはず」という発想を持って商品開発に取り組んでいます。
 その代表例が大ヒットとなった「まるっこ」です。それまでの茄子漬は、茄子の色素が溶け出した青い液の中に入ったものが普通でした。「茄子がきれいに見えれば、もっとおいしそうなのに」。そこから水溶性の極めて高い茄子の色素アントシアンとの戦いが始まりました。最初の発想から3年。アントシアンの制御技術は、紺色と白のコントラストが美しい「まるっこ」という商品になって結実しました。
 開発中は、茄子に追いかけられる夢を見たこともあったとか、けれども「できない」を「できる」にしたときの快感を味わいたいから、これからも決してあきらめたくはありません。研究員たちは、口を揃えてそう言ってます。

 

 

Copyright(c)2002 MARUHACHI All right reserved.